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夏休み冒険キャンプ (7/30-8/1)

2012年8月28日

夏も本番を迎え、射すような太陽の光が照り付ける夏の一日。
集合時間の13時には既にたくさんの子どもたちが荷物を抱えて藤野駅で送迎のバスを待っていました。
子どもたちは、駅から見える周囲の山々の深い緑が醸し出す自然の豊かさをしっかりと感じ取った様子で、見送りに来られた家族や知り合いの方に見送られバスに乗り込んで行く彼らは、二泊三日の冒険に期待を膨らませながら、勢いよくバスに乗り込んでいました。

 

【一日目】

受付~開校式・オリエンテーション

受付で名札を受け取り、宿舎となるバンガローの部屋を案内される子どもたち。
次々と、示された部屋へ荷物を運びこんでいきました。
そして、二泊三日を共に過ごす仲間と顔を合わせていきます。
初めてが沢山ある中で出会った仲間。お互いに興味津々の彼らは、名札を確認しながら、少しぎこちない会話で積極的に距離を近づけていました。

そして、いよいよ開会式。
バンガローの前に並べられた二~三人掛けの椅子に座るよう指示されますが、まだまだ距離感を量りかねている様で、お互いの肩が触れないように体をこわばらせる姿も見られました。
そうした中で、これから始まる二泊三日のスケジュールや片山校長、ハリー教頭からのメッセージに耳を傾けていました。
途中で、緊張からか戯けようとする子に、すかさずハリー教頭の注意が入り、みんな少し緊張した表情でチャレンジスクールのルールを肌で感じているようでした。

 

〜川遊び・魚釣り〜

子どもたちは、宿の舎のすぐ近くを流れる渓流に向かいました。
そして、水辺を散策したり魚釣りに向うなど、それぞれ活動を楽しみました。
水辺はどこも不安定で、足元がなかなか定まりません。
最初は、服が濡れてしまわないように気を付けていた子どもたちですが、活動に熱中していくうちに、気が付けば全身から水か滴り落ちるほどに。
釣りのグループの釣果はボウズでしたが、絡み付いた糸を懸命に解こうとする姿や魚の好む場所を探し回る彼らの表情は真剣そのものでした。

 

〜ウォークラリー事前学習〜

着替えを済ませた子どもたちは、パリ~ダカールレースに出場した右京校長とハリー教頭から、当時の様子や地図の使い方などの説明を受けるなどして、翌日行われる「鷹取山ウォークラリー」の事前学習に取り組みました。
五~六人一組のグループに分かれ、それぞれの役割を担いながらゴールを目指すレース。
一人ひとりの歩幅を量りながら、明日のレースでの距離の計測方法を練習しました。

 

 

 

〜BBQ&キャンプファイアー&肝試し〜

たくさん活動した子どもたちは、もちろんおなかがぺこぺこ。
加えて、新しくできた友だちとも距離が縮まり、野外のダイナミックな雰囲気で炭焼きのBBQ!!
焼肉や焼き鳥、トウモロコシに焼きおにぎり&焼きそばが目の前で出来上がりが待ちきれず、長蛇の列で出来上がりを待っていました。
出来上がったものから順に次々と頬張る子どもたちは、何とも幸せそうな表情でした。
心行くまでBBQ を楽しんだ後は、渓谷の夜間ならではの心地よい風に吹かれながらキャンプファイアー場へ移動です。
炎を囲みながら皆で活動を振り返りました。そして、キャンプ場のすぐ近くにある森林の遊歩道へ肝試しに行くことに。
中には、一人では怖くて行けない子もいましたが、新しくできた友だちと一緒に小さなライトを頼りに暗闇の中へ消えていきました。
そしてキャンプファイアーの場所に戻ってくると、みんな少し饒舌になって自らの勇士を語りました。
皆、ちょっぴり自信が深まったように感じました。

 

【二日目】

〜ウォークラリー〜

朝食を終えると、すぐにバスに乗り込みウォークラリーのスタート地点へむかいました。
そこで、地図の読み方・使い方、グループの中でのそれぞれの役割も再確認。
小学一年生~六年生までの縦割りで班になるウォークラリーでは、ドライバー役やナビゲータ―、計測役、周囲の状況を把握する役などに分かれて、チームで協力しながらゴールを目指すことになります。
このウォークラリーでは、途中にクイズやチェックポイントがありクイズに答えたり通過時間を計測しました。これにより、ただ単純に早く進めばよいのではなく、周囲の状況をよく見て問題に答えたり、コマ地図の情報と合わせながら正確に進むことが試されます。
最初のグループがスタートすると5分後に次のグループがスタートするといった具合で次々とスタート地点を後にしていく子どもたち。
高学年の子は低学年の子をサポートしながら、確実にゴールへ向かうための判断をしなければなりません。
一方、低学年の子は設定通過時刻に遅れないよう懸命に歩くことが必要です。
そうして、茂みをかき分けながら道を探し、急な坂を上ったり倒木を潜り抜けたりしながら、一人ひとりが余すことなく力を出しながら一丸となってゴールを目指しました。
ゴール地点では、チームカート送迎バスがお出迎え。ようやくたどり着いたゴール地点を目にした子どもたちの表情には安堵の色が窺えました。

 

〜沢登り〜

昼食の素麺をおなか一杯食べた子どもたちは、元気をチャージ!!
午後からは、全員で協力しながら山中の沢を登りました。
森の中の小さな渓流を遡る子どもたち。深い緑に囲まれながら、先頭のリーダーの背中をしっかりと追って、奥へ奥へと進んでいきました。
苔むした大木をくぐったり乗り越えたり、時には蜘蛛の巣が絡まることもありましたが、そんなことにへこたれることなくどんどん進んでいく勇ましい姿が見られました。
お揃いのKCS Tシャツの黄色が背景の大自然と合わさり記念撮影も栄えました。
山から出てきた子どもたちは、渓谷が合流する佐野川で水遊びを楽しみました。
地元のお兄さんやお姉さんとも仲良くなることができ、迎えに来たバスの中では、みんなの顔は心地よさそうな疲れと達成感で満たされていました。
宿舎に戻ると、お風呂の時間。一日通して山と川で遊び疲れた体のリフレッシュ。

 

夕食~キャンプファイアー&花火

お風呂の後は、夕食のカレーの準備に取り掛かります。一日活動をし続ける子どもたちに代わり調理スタッフが下ごしらえをしていましたが、上級生の中にはできることを率先して手伝う姿も見られました。そして、出来上がったカレーを前に、この日も長蛇の列ができていました。
皆持参したお皿にこぼれそうになるほどご飯とカレーをよそい「いただきます!!」
おかわりもしながらほんとに楽しそうにみんなで食べてくれました。
そして、この日も食後にキャンプファイアーを囲みながら皆で集い、吹上花火と手持ち花火を楽しみました。
実は、翌日はハリー教頭のお誕生日!!サプライズケーキを準備してみんなで♪ハッピ~バースディ♪の歌を歌いました。

 

【三日目】

〜昆虫採集〜

二日目の夜は、さすがの子どもたちも疲れたのかすぐに寝てしまいました。が、翌朝の昆虫採集の時間にはしっかりと目覚めていました。
本当に子どもたちは元気いっぱいです!
前夜のキャンプファイアーの合間に仕掛けておいた虫取りの罠をチェックするため、男の子たちは五時にはバンガローを出て、出発の時を待っていました。
そして、少し遅れて女の子も集まり、みんなで隊列を組んで、仕掛けの所へ。
この日は、残念ながら虫はついていませんでしたが、子どもたちはあきらめることなく倒木を動かしてみたり、葉の裏に潜む虫を懸命に探していました。
この日も六時過ぎにみんなで一緒に朝の体操をしてから朝食。

 

〜思い出作りクラフト

終わりが近づく中、思い出作りのためのクラフト活動。
ウォークラリーの間に拾い集めた小枝や松かさの実などみんな思い思いの素材を使います。
それらを、1㎝程の厚みに切った台の上で組合せ、接着剤で止めていく作業です。
これまで、大自然を舞台にのびのび体を動かしていた子どもたちでしたが、このときは、一転してじっくり腰を据え、集中した表情で小枝を積み上げるバランスを懸命にとっていました。
組み上げてほっと一息ついたその瞬間に崩れてしまうこともありましたが、最後まであきらめずに工夫しながら力作を作っている姿が、とても印象的でした。
閉校式では、校長と教頭からも子どもたちへ最後のメッセージが伝えられました。
この三日間を通して「勇気をもってチャレンジ!あきらめない!泣かない!助け合う!」というテーマが子どもたちにも伝わったことでしょう。
一人ひとり頑張った中から、校長や教頭のメッセージをよく聞き、十分に力を発揮できた三人の名前が呼ばれ、チャレンジスクールのゴールドメダルが授与されました。
そして、全員に修了証が手渡され、三日間のキャンプは無事に終了しました。


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