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北沢麗奈 オーストラリア遠征レポート

2012年3月27日

オーストラリア ASP ニューカッスル プロジュニアコンテスト

コンテストはオーストラリアのニューカッスルポイントで行われました。

大きな大会でオーストラリアの国技なので注目も高く沢山のギャラリーが集まっていました。

試合2日前までの練習のコンディションは波のサイズも小さくて優しい波でしたが、試合前日から台風のように天気が荒れ出し波はサイズアップ。ジュニアには少しハードなほどのコンディションとなりました。


岩場からのゲッティングアウト(波の向こう側の沖にでる事)
至る所に岩とフジツボだらけでうっかりすると傷だらけになってしまいます。

 

 

 

試合は4人1グループ20分間で行われ、

– 技の難易度
– パワー
– 技と技の流れ
– 積極性
– 革新性 等

を10点満点で評価され各自ベストスコアーの上位二つの合計で争われ、上位2名が勝ち上がり次のヒートへ進めます。

試合開始。

大きい波は得意なので一本目から大きな波を選んでライディングしましたが、波の形が悪かったのですぐにライディングをやめて元の位置へ戻りました。
2本目は形の良さそうな大きな波が来たので波をキャッチして調子を確認しながらリラックスして軽く流して滑りました。
再び沖へ向かいましたが、突然大きな波が連続して入り出し、沖へなかなか行けずに横へ流されてしまいまいた。
その時点で順位とスコアーを確認すると3位で少しの点数で逆転出来る状況だったので、まだ沖までいっていませんでしたが、そこから波をキャッチしてライディングし岸まで戻りました。
そのライディングで、逆転に成功したので、岸を流された分走って再び岩場を夢中で走り海へ飛び込み沖へ向かいました。
が、再び大波が切れ目無くやって来て沖に出られず、波と格闘しているうちに沖で乗った選手にわずかに逆転されてしまいました。制限時間が迫っていましたが、逆転するには2.7ポイントほどだったので、沖に出て一本乗れば逆転出来るポイントでしたので一生懸命沖に出ようとしましたが、制限時間切れで試合終了。

今回は試合のメンタルコントロールがうまくいったのですが波のタイミングと自分のタイミングが合わなかったようです。
軽く流したライディングが高評価されていたので沖に出て思いっきりのライディングをしたかったのでとても残念でした。

この経験を生かして、次に挑戦したいと思います。


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